こんにちは!TAiGAです
通変星のはなし、前回の続きです!
同じ通変星でも、作用は色々あるよというお話でした
五行同士の相性を見ていくのが、四柱推命ですが
例えば「劫財を持つと、こういう性格」
といった「通変星」という点に
運勢や人生選択を作る原因があると考えてしまうと
もとの五行は
全く勘定に入れていない事になります
すると通変星のみの占いでは
大量の資料がごちゃまぜになっている状態です
ここから陰陽の視点も加味して
分析していくと
もう少し命式情報の解析度を上げることができます
陽の性質 | 能動、活発、積極的、光、昼、表面、変化、など |
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陰の性質 | 受動、適応、受容、闇、夜、内部、維持、など |
1つのものの表と裏をあらわし、互いが片方のみで存在できず
互いにバランスを取り引き合い影響し合う
ふたつでひとつ、という概念です
これはこれで深いので
アクティブな性質とパッシブな性質と
簡易的に解釈しましょう
前回の例で出した
五行の「甲」に関して言えば
「甲」というのは陽の質
木行の「成長、フレッシュ、拡散」
という性質や木行としての本領を遂行したがり
「乙」というのは反対に陰の質
木行の性質を受動的に携えて
内包しているというサインです
視点の違う2種類の「劫財」を比べた時
「乙」から見た「甲」は
陰の「乙」が陽の「甲」に出会うということですから
「乙に、向上心や方向性、自立心や主体性を与える」
と見れますし
逆に
「甲」から見た「乙」は
能動的に動こうとする甲に対し、乙はおんぶに抱っこ
「軽快さを削ぐ相性」
「求められ面倒をみる」
という静と動の両面を見せます
さらにこれらがポジティブな事象として現れるか
お呼びでない事象となるか
他の事情により、この通り発動しないか
同じ「劫財」でも数パターン想定できます
通変は10こだけですが、バラバラに見ていくと
100は超える組み合わせになります
もとの五行と陰陽の組み合わせ
という観点に立ち返ることができれば
通変星からも10→100以上の
桁違いの情報量を命式から得られ
かつ解釈迷子になりにくいです
プチ結論
めちゃくちゃいっぱいある
と言っておきながら
10の通変だけだと足りないけれど
個別に表現するには千差万別だ
というのが答えです
通変星は暗記するものでも無いと思っていて
身についた解釈を得るためには
どんどん人と会って話す事だなぁと
思ったりするところです
核心を学ぶには
身体で覚えるように座学だけでなく
何度もいろんな人と出会って咀嚼する
それしか無いかもしれません
お読みいただき、ありがとうございました!
また次回、お楽しみに!